水道水のカルキが体に及ぼす影響はどうなのか

水道水のカルキが体に及ぼす影響はどうなのか

水道水に含まれるカルキとは

カルキと聞いて、実際にこういう物質ですよ!と答えられる人は少ないと思います。

 

水道水に含まれてるあれでしょ?とか、水道水の臭い味がする原因のあれでしょ?とか、曖昧な回答しか浮かんで来ないと思います。

 

では、実際にカルキとはなんなのか。人の体への影響はどういったものがあるのか、簡単に説明していこうと思います。

 

その前に、かなりの方が勘違いしていることについて・・・

 

水道水は沸騰させれば大丈夫!は危険な間違い!!!

 

この考えは非常に危険です。後程説明いたしますが、水道水を塩素消毒する際、トリハロメタンという発がん性物質が発生します。このトリハロメタンは沸騰させることでさらに増加し、水道水に通常含まれている量の2〜3倍にもなります。完全にトリハロメタン取り除くためには、最低でも20分間沸騰させ続ける必要があります。中途半端に沸騰させることで、かえって逆効果になってしまうのです。

 

さて、話を戻します。そもそもカルキとは、さらし粉の事で、ドイツ語のクロールカルキが語源で、塩化石灰のことを指します。

 

カルキ(塩化石灰)の中には塩素が含まれています。水道水には様々な細菌がおり、大腸菌等のバクテリアの発生を防ぐ為、日本の水道水では蛇口地点で塩素が0.1mg/L以上含まれていなければならないという決まりがあります。これらの理由から、日本の水道水にはカルキ(塩素)が含まれているのです。

 

塩化石灰に含まれる塩素は、水に溶かすことによって次亜塩素酸(じあえんそさんえん)が分解され、それらが漂白、殺菌、消毒効果を生み出します。

 

確かに水の中の大腸菌や最近は殺菌されていいのかもしれませんが、カルキの塩素によって消毒されたものですので、これを飲むとなると・・・

 

って感じですよね。

 

 

実際に、水槽で金魚などを買ったことがある方もいらっしゃると思いますが、よく水道水だとすぐに死んでしまう。などと耳にしたことはありませんか?

 

これは全て、カルキに含まれる塩素の影響からなのです。

 

 

では、水道水のカルキが実際に人に与える影響とはどういったものが挙げられるか、具体的に詳細を書いて行きたいと思います。

 

 

 

 



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